「仏蘭西少女」というPCゲームがありまして、
音響制作全般(主題歌、BGM、SE、音響演出)をかなりヒーヒー言いながら、でも楽しく関わらせて頂いた作品があるのですが、先日友人から、現在進行形で楽しまれておられる方がおり、音楽も大変気に入って頂けているらしいと伺い、七年ぐらい前の作品だけどやっぱり嬉しくなりました。
内容がかなりマニアックなのですが、世界観やテイストの関係で、クラシカルな楽曲を手加減抜きで作れたり、嘆美でホラーな演出を存分に突っ込めたので、個人的にも大変思い入れのある作品です。
シェーンベルクやスクリャービン、バッハ、ショパン、ピアソラetc....
このあたりのスタイルでBGMを書ける機会なんて早々ありません。本当に楽しかった。
楽曲数は60曲ぐらい。ループなしでも二枚で納まらない分量です。
しかし初回特典のサントラは一枚のみという制限があり、泣く泣く半分以上を切りました。
(スケジュールその他の関係で選曲も会社にお任せだったような・・・・・・?)
なので以前から「あの曲が入ってない!」というお話を見かけるにつれなんとかしたいなと。
完全版のサントラの話もありはしたものの結局立ち消え。
その後私もすっかり忘れておりましたが、先日話を聞いて久しぶりに曲を聞き返すと、
あらやっぱりいいじゃないですか!(自画自賛)
七年前はパッケージ前提なので世に出すのも難しかったですが、今ならダウンロード販売もごく普通になりましたし、近いうちに関係各所にご相談してみます。
そもそもサントラ自体そんなに捌けるシロモノじゃないのと、なにより発売から時間が大分経っているので、こちらで全部やる分には割と話は通りやすいんじゃないかなーと淡い期待を抱きつつ・・・・・・!
Comments